冷えすぎ・暑すぎ大丈夫??
植物の生育適温は18~26度と言われています。インドアプランツの多くは熱帯や亜熱帯原産ですから寒さチェックは重要です。エアコン・暖房を切った場合の置き場所やコンディションを確認しましょう。必要に応じて移動したり覆ってみたりと一工夫が必要です。
暗すぎはNGです!
光は強さと時間が重要です。観葉植物のほとんどが、自然光なら半日ひなたから半日陰を好みます。
水浸しは呼吸ができません。
光合成に欠かせないのは水。しかし、グリーンを枯らす原因としてトップなのが水のやり過ぎです。室内に置いているグリーンに毎日水をあげるのは多すぎです。土環境が悪くなり根自体が腐ってしまいます。根は地中にあって水分を吸収しているだけでなく、呼吸もしている事を忘れずに。
空気が通り抜ける状態が理想です。
窓を2か所開け新鮮な空気が通り抜ける状態が理想です。寒い季節には外が十分温まった時間帯に窓を開けましょう。閉め切った部屋で風を起こすには、扇風機をゆるく回すなども効果的です。風が葉を揺らすと空気がスムーズに送りこまれるようになります。
乾燥すると葉がしおれてしまいます。
快適な湿度は35%~85%の間と言われています。加湿器も効果的ですが、もっと手軽な方法は葉に霧吹きで水をかける事。乾燥する時期には2~3回してもかまいません。ときどき濡らした布で表面を拭いてやるといいでしょう。
新たな環境に慣れようと葉を落とす事も。
変化に敏感な植物が、新たな環境に適応しようとしておこります。比較的気候のおだやかな時期に購入すると順化がうまくいきます。
根づまり
植物を支え、空気・養分を受け渡す大事な役目の土ですが、残念ながら寿命がありその役目を果たせない時が来ます。また、細かい根を張るグリーンの場合も鉢の中が根でいっぱいになってしまい土に水がしみ込まず根が水を吸収できなくなります。5月~9月の植え替え適期に一回り大きな鉢に土を足して植え直しましょう。
生育時期である5~9月に与えます。弱ってるときには不要です。
肥料は基本的にその植物が成長期である場合に与えるものです。弱っているときは与えてはいけません。弱った場合は改善するまではそっと様子を見るのが基本。落ち着いたところで、活性剤を薄めに与える程度から始めて回復を待ちましょう。
初期発見が大事です。
観葉植物は戸外の植物のように害虫の心配はありません。外から持ち込む事が多いようでまず予防策は「持ち込まない」「増やさない」を心がけましょう。